痴漢事件の刑事弁護
【事例】
Aさんは酔って帰宅中に電車内で衣服の中に手を入れて女性の身体を触ってしまいました。
Aさんは居合わせた乗客に取り押さえられ、逮捕されました。
Aさんには同様の痴漢事件の前歴があります。
検察官はAさんを勾留請求せず、在宅で取り調べることとしました。
Aさんとしては、どうするべきか悩み、当事務所を訪れました。
【解決内容】
当事務所の担当弁護士は、前歴もあることから放置すれば起訴され、有罪判決を受けることは免れないと考え、迅速に示談を進めること方針を決定しました。
担当弁護士は、受任から即日担当検察官に示談の意向を伝え、被害者と連絡を取りました。
一方で、Aさんの家族と打ち合わせを行い、今後の監督を誓約する誓約書を作成しました。
その後、被害者と誠意を持って示談交渉をした結果、被害者も今回だけは示談を受け入れると言っていただき、示談が成立しました。
そして誓約書と示談書を添付の上、担当検察官に起訴猶予処分を求める嘆願書を提出し、担当検察官はAさんを起訴猶予処分としました。
起訴猶予処分となったことで、Aさんには前科はつかず、有罪判決をうけることもありません。
この事件では、担当弁護士が迅速に行動した結果、同種の前歴がある事案であったにもかかわらず、起訴猶予処分を獲得することが出来ました。